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王子物流、自動運転で東西幹線の輸送力確保へ

2026年7月27日 (月)

▲商用運行で輸送する商品の一部(出所:T2)

ロジスティクスT2(東京都千代田区)は27日、王子物流(中央区)が取り扱う紙製品を対象に、自動運転トラックを活用した定期的な商用運行を開始したと発表した。関東と関西を結ぶ幹線輸送で自動運転トラックを本格活用し、ドライバー不足への対応や物流基盤の強化を図る。

商用運行は同日より開始し、東京都江東区の王子物流有明支店などと大阪市の安治川支店などを結ぶ510キロの区間で実施する。このうち、東名高速道路の綾瀬スマートインターチェンジから京滋バイパスの久御山ジャンクションまでの420キロでは、ドライバーが監視するレベル2自動運転で走行する。料金所や安全確保が必要な区間ではドライバーが運転を引き継ぐ。

(出所:T2)

王子物流は、王子グループ各工場から全国の消費地へ紙製品を輸送しているが、2024年問題を背景としたドライバー不足による輸送力低下が課題となっていた。このため、輸送モードの多様化や輸送効率の向上、ドライバーの負荷軽減を目的に物流DX(デジタルトランスフォーメーション)を推進している。

両社は2025年10月からレベル2自動運転トラックによる輸送実証を開始し、5月までに計4回実施した。王子物流は、自動運転トラックの安全性と輸送品質に問題がないことを確認したことから、実証段階を経て定期輸送を行う商用運行へ移行した。

王子物流は今回の商用運行を通じて運用実績を積み重ね、T2が27年度以降の開始を目指すレベル4自動運転トラックによる幹線輸送サービスへの参画も検討する。

▲実証の様子(出所:T2)

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