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マルミ青果、低温倉庫の定額サービス開始

2026年7月27日 (月)

フードマルミ青果(福井県福井市)は24日、丸岡工場で食品企業向けの低温倉庫定額制サブスクリプションサービスを開始すると発表した。入出庫費用を含む定額料金を設定し、季節波動が大きい食品を扱う企業が物流費を予測、管理しやすくする。

同サービスは、おせち料理の冷凍具材など、夏から秋にかけて製造が始まり、一時的に自社倉庫の保管能力を超える商材の利用を想定する。福井県内の企業を中心に、冷凍具材の保管から、お重詰めなどのセットアップ作業、年末の全国発送までの一括対応に関する商談や工場見学が始まっている。県外から福井県向けの商品を一括管理し、県内へ個別配送する中継物流ハブとしての活用に向けた打診も進んでいる。

基本料金には月4回までの入出庫作業を含む。5回目以降は、1回当たり500円(税別)の追加料金で対応する。入出庫に伴う変動費を定額化することで、物流費を固定費として予測、管理しやすくする。

▲低温倉庫サブスクリプションサービスを開始する福井県坂井市にある丸岡工場(出所:マルミ青果)

保管単位は、100センチ×120センチ、高さ150センチ以内、重量1トン未満のパレットと、横94センチ、奥行79センチ、高さ148センチ、重量300キロ未満のカゴ車から選択できる。

保管場所となるHACCP対応の丸岡工場では、デジタル温湿度ロガーを使って庫内を24時間管理する。入庫時には荷物の状態を撮影してデータを保管し、搬入口ではカゴ車や荷物に殺菌消毒などの衛生処置を行う。

7月から9月の夏季には、段ボールの結露や強度低下を防ぐため、プラスチック製折りたたみコンテナへの詰め替え保管にも対応する。コンテナは1個当たり200円で貸し出す。

荷物の受け渡しは丸岡工場の搬入口で行い、希望日の5営業日前までに申請する完全予約制とする。部外者の工場や倉庫内への立ち入りを制限し、他社製品との混入を防ぐ。

契約は物品を預かる倉庫寄託契約ではなく、低温環境下のスペースを貸し出す賃貸借方式とする。1年または半年の長期契約に加え、繁忙期のみ利用できるスポット契約も用意する。

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