
(出所:DHLフレイト)
拠点・施設ドイツポストDHLグループで、陸上輸送などを担うDHLフレイトは1月30日、ベルリン南西部のマリエンフェルデ地区に物流ターミナルを開設したと発表した。LTLからFTLまで幅広い輸送に対応するほか、将来のニーズを見据え、新たな物流システムの実用化に向けたテストも行われる。
新ターミナルは敷地面積5200平方メートルで、48の荷積みドックに最先端のインフラを備えている。老朽化し、収容能力も限界に達したベルリン市内の既存施設に代わり、物流の中核を担う。
ターミナルは、DHLの持続可能性戦略に基づき、「より持続可能な物流」というコンセプトで建設された。車両は電気や天然ガスなど、代替エネルギーによるものに切り替えられており、電動フォークリフトや天然ガス駆動トラック、バッテリー式電気トラックを使用する。施設内もヒートポンプシステムによって適切な温度に調節され、雨水を活用して節水を図る。照明にはLEDを使い、太陽光や風力などでによる発電システムも備えている。
同社は、新ターミナルはベルリンと周辺地区だけでなく、ヨーロッパ全体のネットワークを強化するとしている。
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