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横浜ゴム、仙台市に物流センター、グループ拠点集約

2013年8月9日 (金)

ロジスティクス横浜ゴムは9日、仙台市若林区に仙台物流センターを建設し、12月に竣工すると発表した。

8000平方メートルの敷地に2階建倉庫を建設し、タイヤのほか、ホース、ベルトなどのMB製品を取り扱う総合倉庫として活用する。

また、新物流センター完成時にはヨコハマタイヤジャパン(YTJ)東北営業本部、YTJ宮城カンパニー本社・仙台中央営業所、横浜ゴムMBジャパン東北カンパニー本社、ヨコハマ建機タイヤサービス東日本支店、浜ゴム物流東北支店の事務所も新拠点に移転する計画。

宮城県の同社グループの施設は、2011年3月の東日本大震災で、横浜ゴムの東北地域のタイヤ物流拠点「仙台配送センター」(多賀城市)が浸水、県内タイヤ物流拠点のYTJ宮城カンパニー扇町物流センター(仙台市若林区)が倒壊するなどの被害を受けた。その後、仙台配送センターの機能を回復させ、扇町物流センターの機能を移転させることで臨時対応してきた。

新物流センターは、こうした状態を抜本的に解決する目的で建設するもので、利便性の高い仙台市にタイヤ物流拠点を統合し、タイヤ以外の商品も新拠点に集約することにより、グループ全体の物流業務の効率化とコスト削減を進める。

■仙台物流センターの概要
場所:宮城県仙台市若林区卸町東5丁目
完成時期:2013年12月
敷地面積:8000平方メートル
建屋面積:5300平方メートル(2階建て)
業務内容:横浜ゴムのタイヤ、MB製品の倉庫・物流業務
運営:浜ゴム物流
事務所機能:ヨコハマタイヤジャパン東北営業本部、ヨコハマタイヤジャパン宮城カンパニー本社/仙台中央営業所、横浜ゴムMBジャパン東北カンパニー本社、ヨコハマ建機タイヤサービス東日本支店、浜ゴム物流東北支店