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オラクル、SCMソフトの機能を強化

2025年2月6日 (木)

サービス・商品ソフトウエア開発の日本オラクルは6日、サプライチェーン管理ソフトの「Oracle Fusion Cloud Supply Chain & Manufacturing(SCM)」に、AI(人工知能)を活用した新たな物流管理と販売管理の機能を登載したと発表した。

物流管理の新たな機能では、AIが効率の良い配送ルートの特定をサポートするほか、到着の遅延が発生しそうな貨物を特定し、到着時間をリアルタイムで予測。コストの最適化や、予想外の事象への対応などで高額なコストが発生するのを抑える。また、輸送中のCO2排出量を計算し、排出量を抑えられるルートの作成を支援する。

また、輸入から輸出までの商品と関税を追跡して、サプライチェーンへの関税の影響を軽減できるようサポートするほか、関税当局への払い戻し請求に必要なデータやレポートを迅速に作成。物流マネージャーの業務の負担を軽減する。

販売管理では、AIが返品された商品の情報を集約し、商品の詳細やユーザーのコメントなども要約する。また、注文を受けた商品の出荷時期や配送方法をシミュレーションし、販売管理担当者が顧客に発送方法や時期などを正確に伝えられるようサポート。遅延につながる問題などの分析も可能で、担当者はこうした問題を想定したうえで、注文配送日を顧客に伝えられるようになる。

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LOGISTICS TODAY編集部
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