ロジスティクス三菱航空機は22日、MRJ(三菱リージョナルジェット)の初飛行予定を2015年第2四半期に、初号機納入予定を17年第2四半期にそれぞれ延期すると発表した。
これまでは初飛行が13年度第3四半期、初号機納入が15年度の半ばから後半としていた。
延期は装備品の製造開始・納入時期に遅れが生じたため。同社は「装備品のパートナー各社と安全性を担保していくプロセス、納入時期について合意し、新しいスケジュールを確定した」としている。
試験機の製造は機体の組立段階へ進んでおり、地上試験、飛行試験、カスタマー・サポート、早期量産体制構築の準備も進めている。