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川崎汽船、Exa Enterprise AIの支援で生成AI活用

2025年2月17日 (月)

サービス・商品生成AIを使った業務効率化支援サービスを展開しているExa Enterprise AI(東京都港区)は13日、川崎汽船に対して、同社の「業務定着実践プログラム」で活用支援を行ったところ、生成AIを利用する社員が2倍に増え、業務削減時間も1か月あたりで6倍の2770時間に増加したと発表した。

川崎汽船は社内の業務を効率化するため、社内でGPT-3.5の活用を進めていたが、十分に使いこなせる社員が少なく、活用が進んでいないなかった。このため、昨年6月に同社の法人向けChatGPTサービス「exaBase 生成AI」を導入し、さらに業務定着実践プログラムで社内教育を進めて利用者を増やすことにした。

exaBase 生成AIは、23年6月に有料サービスを開始。自社独自のデータを利用したり、禁止ワードなどのルールを設定したりするなど、自由にカスタイマイズできるのが特徴で、生成AIの利用でどの程度の生産性を向上させたのかを推定する機能もある。現在、740社以上に導入されている。

また、活用推進プログラムでは、社内で生成AI活用の機運を高め、新たな活用方法の発掘などを進める多くのプランを提供している。

川崎汽船ではプログラムで活用法を学んだ社員らが、文書の翻訳や要約、アイデアの壁打ちなどに積極的に活用するようになり、自社データとの連携も始まっている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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