川崎汽船、船員安全・労働取組大賞｢特別賞｣に

川崎汽船は22日、組織で問題を解決する技術であるノンテクニカルスキルの浸透に向けた取り組み「“K”AREプログラム」が、国土交通省が募集する2021年度船員安全・労働環境取組大賞の「特別賞」に選ばれたと発表した。

認証・表彰船員安全・労働環境取組大賞とは、第11次船員災害防止基本計画における取組の一環として実施されている表彰制度。船舶所有者、船員及びその関係者を対象に、船員の労働災害防止や安全運航、健康管理、労働支援にかかる優れた取り組みを「船員安全・労働環境取組大賞」として表彰し、その取り組みの普及啓発や活用促進により、船員災害及び海難の防止とともに、船員の労働環境の向上に貢献する狙いだ。

“K”AREプログラムは、こうした観点から他の模範となる取り組みの一つであると評価された。川崎汽船は今回の受賞を契機として、ノンテクニカルスキルの向上により企業の安全文化を成熟させることにより、安全運航と高品質な輸送サービスを提供するとともに、社会に貢献できるサステナブルな企業を目指す。