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旭化成ケミ、中国に高機能樹脂原料の拠点新設

2013年8月29日 (木)

アパレル旭化成ケミカルズ(東京都千代田区)は29日、高機能ポリウレタン樹脂原料のポリカーボネートジオール「デュラノール」の生産設備を中国で新設すると発表した。

ポリカーボネートジオールは、高耐熱性や高耐水性など高機能化が進むウレタン樹脂の原料として、世界的に需要が拡大している。

同社は現在、岡山県倉敷市の水島製造所にポリカーボネートジオールの生産拠点を設けているが、アジア市場の需要拡大に対応するため、中国に生産設備を新設することにしたもの。

生産設備は、旭化成精細化工(南通)の敷地内に新設し、年間3000トンの生産能力を持つ。国内拠点と合わせた生産能力は年6000トンに拡大する。

2014年春に着工し、15年初めの商業運転開始を目指す。