ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

FedEx、航空貨物運送の可視化共有ツール導入

2025年2月19日 (水)

サービス・商品フェデラルエクスプレス(フェデックス、米国)は19日、新たなデジタルツール「Collaborative Shipping Tool」を導入すると発表した。このツールは、輸入業者と発送者の間の連携を強化し、航空貨物運送状(AWB)の作成を効率化することで、輸送の透明性を向上させ、集荷の成功率を高めることを目的としている。

国際貿易センターの調査によると、輸入業者が直面する最大の課題の1つは、集荷の失敗と貨物の追跡不可による業務の非効率化である。2025年にはアジアの輸入量が5.1%増加すると予測されており、物流効率の向上が求められている。

新たなツールは、輸入業者がAWBの作成プロセスを発送者と共有できるようにし、発送者が貨物の詳細を確認・修正し、都合の良い集荷日時を指定できる仕組みを採用している。これにより、集荷成功率の向上と配送遅延の削減が見込まれる。

新ツールはアジア太平洋、欧州、米国、カナダ、中東、インド亜大陸、アフリカにおける同社の輸入顧客に提供される。また、輸入業務全般を効率化する「FedEx Import Tool」と併用することで、より高度な輸入管理が可能になる。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com