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今治造船、最大船型ばら積み運搬船を引き渡し

2025年2月19日 (水)

▲ばら積み運搬船「CAPE SUZURAN」(出所:今治造船)

ロジスティクス今治造船(愛媛県今治市)は19日、西条工場で建造した18万1000載貨重量トン型ばら積み運搬船「CAPE SUZURAN」を18日に引き渡したと発表した。

同船は9ホールド・9ハッチ構造を採用し、ダンケルク港へ入港可能な最大船型のケープサイズバルカー。鉄鉱石や石炭などの固体ばら積み貨物の輸送に適した設計で、高比重貨物の隔倉積みにも対応している。

環境対策として、主機に排ガス再循環システム(EGR)、発電機関に選択触媒還元装置(SCR)を搭載し、大気汚染防止のNOx第3次規制に適合。さらに、硫黄酸化物(SOx)排出量を抑える排ガス浄化装置(EGCS)も装備した。省エネ付加物の装備や摩擦低減塗料の採用により、推進性能を向上させ、CO2排出規制についてはフェーズ2要件に加え、フェーズ3要件も満たしている。バラスト水処理装置やシップリサイクリング条約に基づくインベントリリストも搭載し、環境負荷低減を図った。

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LOGISTICS TODAY編集部
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