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今治造船、ばら積み運搬船を引渡し

2025年2月3日 (月)

▲THEODORE VENIAMIS(出所:今治造船)

荷主今治造船(愛媛県今治市)は1月30日、グループ会社である新笠戸ドック(山口県下松市)において建造した6万4000載貨重量トン型ばら積み運搬船「THEODORE VENIAMIS」を1月29日に引き渡したと発表した。

同船は、共通構造規則に基づく設計が特徴で、固体ばら積貨物の効率的な積載を実現するためトップサイドタンクとホッパータンクを備える。フォールディングタイプのハッチカバーや甲板上の4基のクレーンにより、荷役設備が不十分な港湾でも効率的な荷役が可能である。また、穀物や石炭、鉄鉱石、セメント、スチールコイルなど多様な貨物に対応し、国際海上固体ばら積貨物コードおよび国際海上危険物コードに準拠する。

環境性能にも優れ、二酸化炭素排出削減基準のフェーズ3要件を先取りして満たすほか、バラスト水処理装置やインベントリリストを搭載し、環境保全に配慮した設計となっている。推進性能においても、省エネ付加物や高効率プロペラ、摩擦抵抗を低減する外板塗料を採用し、14ノットの航海速力を確保する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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