サービス・商品ビートルマネージメント(北九州市八幡西区)は28日、資源物の回収と買取価格の最適化を目的とした新しい電子入札サービス「ReBid」を開始したと発表した。エリアごとに排出事業者を募り、買い手が競争入札形式で価格を提示する仕組みを導入することで、効率的な回収と適正価格での売却を実現する。
ReBidは、段ボールなどの資源物を対象に、3か月に1回の頻度で入札を実施する。排出事業者はサービス上で資源物を登録し、回収業者が入札。最高額を提示した業者が落札し、適正価格での取引が可能となる。これにより、従来の低単価取引を改善し、売値の最大化を図るとともに、回収作業を集約化することでCO2排出量の削減にも寄与する。電子入札の導入により、従来の個別見積もりと比較して取引の透明性が向上し、市場価格のリアルタイム把握も可能となる。
2024年11月に関東エリアで実施された第1回の入札では、平均単価が12円/kgとなり、一部企業では最大400万円/月の利益増加を達成。今後は全国規模での展開を進めるとともに、段ボール以外の資源物にも対応範囲を拡大する方針だ。
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