ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

世界の物流施設賃料、東京が首位、CBRE調べ

2013年9月6日 (金)

ECCBREは6日、世界の主要都市を対象とした物流施設賃料ランキングをまとめ、東京がインターネット通販と3PL事業者による旺盛な需要を背景にトップになったと発表した。

CBREが四半期ごとに実施している本調査によると、賃料が最も高い都市は東京で、1平方フィート当り年額20.02米ドル、続いてロンドンが19.12米ドル、シンガポールが17.13米ドルの順となった。

ランキング上位10都市のうち8都市は、2013年第2四半期に賃料水準に変化はなく、東京と香港のみが上昇した。

東京では、成長しているネット通販、3PL事業者の需要により、賃料が第2四半期に2.2%上昇。香港は供給スペースが少ないことから、2.6%の上昇となった。3位のシンガポールでも優良物流施設の品薄感が見られる、と指摘した。

ロンドン、パリ、ストックホルム、モスクワ、ヘルシンキなど、欧州の都市では、優良物流施設の賃料に変化がなかったものの、高機能で立地条件に優れた倉庫に対する需要は堅調だった。