
▲USCOSⅢ(出所:OKI)
サービス・商品沖電気工業は2月28日、流通小売店舗や交通機関、配送などの現金を扱う業界に向けて、バックヤード以外の設置にも対応するリサイクル型入出金装置「USCOSⅢ(アスコススリー)」の販売を開始したと発表した。従来機種より小型化しながら硬貨の回収容量を最大4000枚まで対応し、金庫レス運用を実現するオプション機器も充実させた。同社は2031年度までに2500台の販売を目指す。
新型「USCOSⅢ」はバックヤードだけでなくサービスカウンターなど店内の狭いスペースにも設置できるコンパクト設計が特長だ。フロント扉や出金口などに電磁ロック機能を搭載し、指静脈認証も標準装備するなど高いセキュリティ性を確保した。さらに大型タッチパネルディスプレイを採用し、操作に迷った際の対処方法も画面に表示するため直感的に使用できる。
同装置は保管庫や通帳プリンターといったオプション機器を追加することで金庫チェック作業を軽減し、現金管理業務の効率化を実現する。また包装硬貨の保管庫に引き出し式を採用し、出金だけでなく入金も可能となる。同社は、自動化技術を発展させることで、現金を扱うさまざまな業界・分野の課題解決を支援していく。
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