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横浜港、上半期は対中輸出入が大幅減

2013年9月10日 (火)

ロジスティクス横浜市が9日発表した2013年上半期(1-6月)によると、横浜港の取扱貨物トン数は5896万トンで前年同期に比べて5.3%減、コンテナ貨物トン数は2089万トンで7.1%減、コンテナ個数は144万TEUで6.9%減となった。

上半期の外内貿取扱貨物は2年ぶりに前年を下回り、外貿貨物が3686万トン(7.8%減)、内貿貨物が2210万トン(0.7%減)となった。特に外貿貨物は輸出が1568万トン(9.5%減)、輸入が2118万トン(6.5%減)と、ともに前年を下回った。

主要輸出品目の完成自動車や産業機械の取扱いが、中国向けを中心に大きく下回ったことが大きな要因となった。

輸出は1568万トン(9.5%減)と、前年実績を下回ったが、相手国2位の米国向けが7.7%増と2年ぶりに拡大。最大相手国の中国向けは292万トンで25.8%減と3年連続で減少した。3位のタイ向けは5.3%減、4位の韓国向けも20.3%減となった。

輸入は2118万トン(6.5%減)と減少。2位のマレーシアが1.5%増と前年を上回ったものの、1位の中国が387万トンで6.3%減と2年連続の減少となった。品種別ではLNG火力発電の需要の高まりもあり、1位のLNG(液化天然ガス)の取扱量が449万トン(2%増)と前年を上回り、原油(13.6%減)は前年を下回った。