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名古屋港の取扱貨物量が移出入低調で1.8%減、5月

2016年8月17日 (水)

調査・データ名古屋港管理組合が16日公表した5月の名古屋港統計速報によると、入港船舶は2741隻(前年同月比2.8%減)で、総トン数は1890万トン(2.7%増)となった。総取扱貨物量は、輸入が増加したが、輸出、移出入で減少し1435万トン(1.8%減)と前年実績を下回った。

外貿貨物は、輸出では鋼材(14.2%増)が増えたものの、完成自動車(6%減)、産業機械(5.7%減)が減ったため、384万トン(0.3%減)となった。輸入ではLNG(液化天然ガス、16.6%減)が減少したが、石炭(75.3%増)が増加したため、575万トン(0.6%減)と増加した。全体では959万トン(0.3%増)と増加。

内貿貨物は移出が258万トン(7.6%減)、移入が218万トン(3.6%減)となり、全体では476万トンで(5.8%減)と前年を下回った。

外貿コンテナ貨物量は、377万トン(1.5%増)で前年実績を上回った。このうち輸出は完成自動車(2%増)、産業機械(5.1%減)が減少したため、 177万トン(0.9%減)と減少した。輸入は衣服・身廻品・はきもの(6.7%増)、自動車部品(3.7%増)が増加したため、200万トン (3.7%増)と増加した。