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名古屋港、3月の総取扱貨物量2.8%減少

2015年6月16日 (火)

調査・データ名古屋港管理組合は16日、3月の名古屋港統計速報を公表した。入港船舶は2977隻(前年同月比0.1%増)で、総トン数は2100万トン(4.1%増)と、ともに増加した。移入はほぼ同数だったが、輸出、輸入、移出が減少し、総取扱貨物量は1857万トン(2.8%減)と前年実績を下回った。

外貿貨物は、輸出で産業機械(15.8%増)が増加した一方、自動車部品(3.5%)が減少したため、輸出全体で496万トンとなり0.2%減少した。輸入はLNG(38%増)が増加し、鉄鉱石(5.3%減)、原油(30.6%減)が減少したため、86万トンで1.1%減少した。外貿貨物全体では1182万トン(1.1%減)と前年を下回った。

内貿貨物は移出が367万トン(9.7%減)、移入が309万トン(ほぼ同数)で、全体では676万トン(5.5%減)と前年実績を下回った。

外貿コンテナ貨物量は397万トンで5.3%減少した。このうち輸出は自動車部品(3.5%減)が減少したものの、産業機械(8.8%増)、ゴム製品(25.6%増)と増加したため、205万トンで2.7%増加した。輸入は衣類・身廻品・はきもの(30.3%減)、自動車部品(1.8%減)が落ち込み、192万トンで12.6%減少した。