ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

三井E&S造船、新開発の船尾フィンで燃費改善

2025年3月4日 (火)

▲開発した船尾フィン(出所:常石造船)

荷主常石造船(広島県福山市)は3日、同社グループの三井E&S造船(東京都中央区)が、5万6000DWT型ばら積み貨物運搬船向けに新たな省エネデバイス船尾フィンを開発したと発表した。既存船へのレトロフィットによる燃費改善とGHG(温室効果ガス)削減を目的とし、すでに4件の成約を獲得。今後、エンジニアリングサポートを通じてさらなる導入を進める。

フィンは、数値流体解析(CFD)を活用して設計され、船舶の推進効率向上に寄与する。非搭載の同型船と比較して3%の燃費削減が見込まれ、運航コストの低減とGHG排出削減に貢献する。また、製造と取り付けが容易なシンプルな形状を採用し、導入のハードルを下げた。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com