
▲開発した船尾フィン(出所:常石造船)
荷主常石造船(広島県福山市)は3日、同社グループの三井E&S造船(東京都中央区)が、5万6000DWT型ばら積み貨物運搬船向けに新たな省エネデバイス船尾フィンを開発したと発表した。既存船へのレトロフィットによる燃費改善とGHG(温室効果ガス)削減を目的とし、すでに4件の成約を獲得。今後、エンジニアリングサポートを通じてさらなる導入を進める。
フィンは、数値流体解析(CFD)を活用して設計され、船舶の推進効率向上に寄与する。非搭載の同型船と比較して3%の燃費削減が見込まれ、運航コストの低減とGHG排出削減に貢献する。また、製造と取り付けが容易なシンプルな形状を採用し、導入のハードルを下げた。
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