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CMA CGM、アジア・南米直行便開設

2025年3月6日 (木)

サービス・商品CMA CGM(フランス)は4日、極東と南米東岸を結ぶ新たな海上輸送サービス「SEAS 3」を導入すると発表した。このサービスは、アジアと南米間の物流需要の高まりに対応し、より効率的な輸送を提供することを目的としている。

SEAS 3の運航ルートは、上海、蛇口、ブンタウ(中国)、シンガポール、サントス(ブラジル)、シンガポール、上海を結ぶ形で設定される。特に、中国の中央および南部からブラジルのサントス港への直行便を提供することで、輸送時間の短縮を実現する。また、ベトナムのブンタウ港を経由することで、東南アジア地域からの輸出入をシンガポール経由でスムーズに接続できるようにした。さらに、サントス港をハブとして活用し、ブラジル北東部向けの「Braco」やアルゼンチン・ウルグアイ向けの「Plata」などのサービスと連携することで、南米市場全体への輸送網を強化する。

この新サービスは、週1便の定期運航で、同社が7隻、APモラー・マースク(デンマーク)が4隻の計11隻で構成される。運航スケジュールには20%以上の余裕を持たせることで、安定した輸送を確保する計画だ。初回の出航は4月8日に上海港から行われ、「CMA CGM NANSHA」が運航する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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