調査・データメルカリ(東京都港区)が7日に発表した2025年3月のトレンドニュースレターによると、中古ランドセルと編み物関連の取引が過去最高を記録し、特に若年層での編み物関連商品の取引が顕著な伸びを示した。
中古ランドセルの取引件数は19年と比較して1.4倍に増加。一般的なランドセル購入のピークが5月であるのに対し、メルカリでは入学・進学直前の3月にピークを迎える特徴的な動きを示している。
編み物関連の取引は25年1月の月間取引件数が過去最高を記録し、前年同月比で1.6倍に伸長。人気アイドルやインフルエンサーのSNS投稿をきっかけに、小売店では毛糸が品薄になるほどの「編み物ブーム」が若者世代に広がっている。年代別では10代・20代の取引件数が前年同月比で3.4倍と最も高い伸びを示し、30代は2.1倍、40代は1.6倍となった。
また、台湾での越境取引における検索ワードランキングでは「ちいかわ」が1位を獲得した。2025年1月に台湾で開催された「ちいかわ」イベントには延べ320万人以上が来場。2位には台湾で劇場版が公開された「進撃の巨人」、3位には「ナガノのくま」がランクインし、日本発のコンテンツカルチャーへの関心の高さを示している。
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