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10年前の2.3倍に拡大、国税庁調べ

13年の酒類輸出額が過去最高を記録

2014年2月20日 (木)

調査・データ国税庁がまとめた酒類の輸出動向によると、2013年の輸出金額は251億円と、現在の品目分類による比較が可能になった1988年以降で過去最高を記録し、10年前の03年実績(110億円)の2.3倍となった。輸出量も7万7203キロリットルと、03年の1.9倍に伸びた。

特に、清酒は03年が39億円、13年が105億円と、2.7倍に増加。11年は前年比6.6%増、12年も8.5%増にとどまっていたが、13年は21.6%増と高い伸びを示した。

13年の輸出額を国(地域)別に見ると、米国、韓国、台湾の順になる。上位3か国(地域)の輸出額は米国が26.9%増、韓国が22.5%増、台湾が25.5%増となっており、堅調な伸びを示した。上位10か国(地域)では、フランスが41.9%増、英国が41.5%増、ロシアが54.7%増と大きく実績を伸ばしている。

品目別輸出額は、多くの品目で前年を上回っており、特にウイスキーは60.7%増と高い伸び。リキュール、ビール、清酒も2桁の伸びとなっている。