
▲ベネックス新子安ソーラーポート(出所:日本べネックス)
拠点・施設日本ベネックス(長崎県諫早市)は12日、三井不動産が開発した物流施設「三井不動産ロジスティクスパーク(MFLP)横浜新子安」の屋根に、2.0メガワットのオンサイトPPA方式の太陽光発電所「ベネックス横浜新子安ソーラーポート」を設置し、3月1日より運転を開始したと発表した。
この発電所は、施設の屋上に3510枚の太陽電池モジュールを設置し、出力は2053キロワット。発電した電力は施設内で消費され、余剰電力は2600キロワット時の大型蓄電池に蓄えられる。これにより、施設のエネルギー自給率が向上し、環境負荷の低減が期待される。
今回の取り組みは、日本ベネックスと三井不動産の初の協業案件であり、物流施設における再生可能エネルギーの活用事例として注目される。物流業界では、環境負荷の軽減と持続可能な運営が求められており、今回のような再生可能エネルギーの導入は、その一環として重要な役割を果たすと考えられる。
日本ベネックスは、これまでに47件、合計62.3メガワットの自社発電所を保有しており、そのうち物流施設の屋根設置型太陽光発電所は30件、合計53.3メガワットに上る。今後も同社は、再生可能エネルギーの普及に貢献する方針である。
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