産業・一般日本海事協会は11日、3月3日に「自動車運送業分野」特定技能1号評価試験のCBT(コンピューター・ベースド・テスト)方式による受付を開始したと発表した。これにより、受験者は試験会場と日時を自由に選択できるようになり、利便性が向上する。
CBT方式は、日本を含むインド、インドネシア、ウズベキスタン、カンボジア、キルギス、スリランカ、タイ、ネパール、パキスタン、バングラデシュ、フィリピン、マレーシア、ミャンマー、モンゴル、ラオスの15か国で実施される。その他の国では、政府による許可取得などの準備が整い次第、順次導入される予定だ。受験者は、特定技能試験ポータルサイトを通じて直接申し込みを行う必要がある。
同試験は、外国人労働者がトラック、タクシー、バスのドライバーとして就労するために必要な知識や技能を確認するものだ。物流・運送業界では人材不足が深刻化しており、外国人材の活用が期待されている。同協会は2019年から「造船・舶用工業分野」で特定技能試験を実施しており、24年4月からは「自動車運送業分野」にも試験実施主体として参画している。
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