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太平洋セメント、電機製造子会社の株式譲渡

2013年9月24日 (火)

荷主太平洋セメントは24日、連結子会社のサンシン電機(東京都町田市)とサンシンマレーシアの全株式を人材派遣会社のアウトソーシングに譲渡することで合意し、株式譲渡契約を締結したと発表した。

サンシン電機の全株式を1円、サンシンマレーシアの全株式を14億3700万円で、10月1日に売却する。

同社は、グループの中核事業であるセメント・資源・環境分野の収益力を強化する方針を打ち出しており、事業構造の再編を進める中で、カーチューナーの開発・製造・販売、EMS(電子機器の開発・製造受託サービス)などのエレクトロニクス事業を行うサンシン電機、サンシンマレーシアの株式譲渡を決めたもの。

譲渡先のアウトソーシング社は、工場生産ラインへの人材派遣・請負サービスを通じ、電機・電子メーカー、輸送機器メーカーなどと幅広いつながりを持っており、2社の業容拡大につながると判断した。