認証・表彰プロロジス(東京都千代田区)は14日、米格付け機関ムーディーズ・レーティングスからの信用格付けが「A3」から「A2」に引き上げられたと発表した。ムーディーズは、同社の財務管理能力や投資戦略の信頼性を評価した。格上げにより、プロロジスの資金調達コスト低減や投資余力の向上が期待される。
ムーディーズは評価の理由として、同社の堅調な業績、最高クラスの物流施設ポートフォリオ、健全な財務管理、安定した資金調達力、事業計画の確実な遂行などを挙げた。これにより、同社は競争力のある金利での資金調達が可能となり、柔軟な投資戦略を展開できると分析された。また、同社はデータセンター事業への進出を視野に入れており、ムーディーズは同社が今後も財務の安定性を維持すると予測している。
同社は現在、日本国内で86棟の物流施設(総延床面積610万平方メートル)を運営・開発しており、物流の効率化と環境配慮を重視した施設展開を継続する。
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