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商船三井、ガーナ沖油田向けFPSO傭船事業へ参画

2013年9月27日 (金)

ロジスティクス三井海洋開発、三井物産、丸紅、商船三井の4社は27日、三井海洋開発が進めているガーナ沖T.E.N.油田向け大水深対応FPSOの長期傭船事業に、三井物産、丸紅、商船三井が出資参画し、同日付で融資契約を締結したと発表した。

三井海洋開発がオランダに設立した「T.E.N.ガーナMV25社」に三井物産、丸紅、商船三井が出資参画し、傭船先に対してFPSOのリース、操業・保守サービスを提供するもの。

傭船先は英国の石油開発会社「トゥロウオイルピック社」の子会社で、T.E.N.油田のオペレーター「トゥロウガーナ社」。MV25社は同社と10年間の長期傭船契約を8月に締結している。

西アフリカ沖合では新たな大規模油田が次々に発見されており、新規FPSOの需要が期待され、T.E.N.油田はオペレーターのトゥロウガーナ社など5社のコンソーシアムが保有している。

今回のFSPOは大型タンカーを改造して建造し、2016年に完工後、同鉱区に据え付け、水深1500mの海底油田の開発に用いられる。