拠点・施設IHI(東京都江東区)は18日、同社グループIHI物流産業システムが、JA三井リース建物(東京都中央区)と霞ヶ関キャピタル(東京都千代田区)と共同開発した物流施設「LOGI FLAG TECH所沢I」に冷凍自動倉庫を納入したと発表した。この倉庫は、オンライン上の手続きで冷凍荷物を預けることができるシェアリング型の冷凍自動倉庫で、複数の荷主に対応可能な施設として設計されている。

▲納入した冷凍自動倉庫(出所:IHI)
近年、冷凍食品の消費拡大や既存倉庫の老朽化により、新たな冷凍倉庫の需要が高まっている。また、2024年問題によるトラックドライバー不足や物流業界全体の人手不足を背景に、冷凍倉庫の自動化が求められている。同社は、超低温技術を活用した冷凍自動倉庫を50年以上にわたり提供してきた実績があり、今回もその技術力が評価された。納入された冷凍自動倉庫は、パレット型の立体自動倉庫で4190パレットを収容可能。パレットコンベヤを備え、入庫から搬送、保管、ピッキング、出庫までの工程を自動化し、省人化を実現する。
本設備は霞ヶ関キャピタルが展開する「LOGI FLAG」シリーズで初めて導入された冷凍自動倉庫であり、入居テナントのX NETWORK(クロスネットワーク、千代田区)が活用する。
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