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メルカリスキマバイトの求人最多は「物流・倉庫」

2025年3月26日 (水)

調査・データスキマバイトサービス「メルカリ ハロ」を運用しているメルカリは26日、スキマバイトを活用している物流・飲食・小売事業者を対象にした実態調査の結果を公表した。これら3業種のスキマバイト利用事業者のうち83.3%が「人手不足が深刻」とし、31.2%が「スキマバイトサービスがないとお店が回らない」と回答した。

物流や飲食、小売業界は人手不足が深刻だといわれるが、メルカリ ハロでも直近半年間の求人募集数は「物流・倉庫」が最も多く、「販売・接客・サービス」「飲食・フード」が続いている。また、初めて勤務した業種も物流・倉庫が36%と最も多い。黙々と作業に打ち込めることなどが人気の理由だという。

調査は今月4日から6日まで、スキマバイトを利用している物流・飲食・小売事業者600人を対象に実施。

調査結果によると、人手不足が「非常に深刻」と回答したのは27.3%で、「深刻である」が56%。合計すると8割を超えた。

スキマバイト導入のきっかけについては、「繁忙期/閑散期に合わせて雇えるため」が46.5%と最も多く、「短い時間でも募集することができるため」が43.2%、「突発的な人手不足に対応できるため」39.2%など、柔軟に対応できることを挙げる人が多かった。また、3人に1人が「スキマバイトがないとお店が回らない」と答えた。

物流業界を見ると月・水・木曜など平日のスキマバイト活用が他業界に比べ多く、早朝・深夜の時間帯がピークとなっている。1回あたり雇用するスキマバイトの人数は平均15.7人で、飲食業界(平均3.4人)と比較して4倍以上となる。

スキマバイトの方が働きやすいように工夫していることについては、物流業界では「マニュアルを用意している」が43.0%で最多。次いで「なじみやすい雰囲気づくりをしている」が40%、「できるだけ名前で呼ぶ」が39.0%だった。

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LOGISTICS TODAY編集部