財務・人事SBSホールディングス(HD)は26日、三菱UFJ銀行をアレンジャーとするシンジケート・ローンによる「ポジティブ・インパクト・ファイナンス」の契約を締結したと発表した。融資総額は300億円で、借入期間は5年。資金使途は限定されておらず、同社の事業資金として活用される。
このファイナンスは、企業活動が環境・社会・経済に与える影響を包括的に評価し、ポジティブなインパクトを生み出すと判断された場合に実行されるもので、同社にとっては2023年3月の350億円に続く2回目の契約となる。三井住友銀行やみずほ銀行をはじめ、12行が貸出人として参画する。物流効率化を目的としたIT・LT導入の推進やEV車両の導入、CO2排出量削減といった取り組みが評価された。
特に物流分野では、LT(ロジスティクス技術)とITの融合による倉庫・輸配送の効率化を掲げており、EV導入による排出削減、車両燃費改善も進める。売上高当たりのCO2排出量を毎年3%以上削減する目標を設定し、持続可能な物流インフラの構築を図る。
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