調査・データグーフ(東京都品川区)は26日、印刷サプライチェーン全体のCO2排出量削減に向けた実証実験を開始すると発表した。
実証実験では、パイオニア(文京区)のルーティング技術を活用し、物流の最適化とカーボンニュートラル化を目指す。実在するEC企業のデータを基盤としたダイレクトマーケティング輸送を対象としたシミュレーションでは、生産拠点を1か所から5か所に分散させた適地生産により、最大82%のCO2削減効果が見込まれた。
印刷業界では、用紙やインクなど原材料の調達と輸送を含む物流工程が、CO2排出の80%を占める。特に横持ち輸送を含む中間物流の見直しが求められており、グーフは独自のデジタルプラットフォーム「GEMiNX(ジェミナス)」を活用した適地・適時・適量の印刷運用により、物流の削減と環境負荷の低減を両立する仕組みの構築を進めている。
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