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物流施設賃料4年で25%上昇予測、プロロジス調べ

2013年10月7日 (月)
世界の賃貸トレンド(米プロロジス作成)

世界の賃貸トレンド(米プロロジス作成)

拠点・施設プロロジスは7日、2014年から17年にかけて世界の物流施設賃料が年率5%以上、4年間で20-25%程度上昇するとの分析結果を発表した。

同社の米国リサーチチームが作成したレポート「物流施設に追い風、景気回復が賃料上昇を後押し」の中で言及したもので、「この見通しは世界経済が足踏み状態から脱しつつあることと、景気回復のペースが加速していることに基づいている」と説明している。

対象地域は米国、欧州、日本、中国の賃貸物流施設で、同社は現在の賃料水準について「新規物流施設開発のコストに見合っていない」と指摘しながらも、需給バランスのひっ迫に伴い「今後、賃料の上昇が期待される」と解説。

加えて、世界景気の回復とともに再調達コストも上昇しており、特に景気循環の中で回復局面にある米国、欧州で賃料アップが期待できるとした。

■レポートの詳細は下記URLを参照。(英語版)
http://www.prologis.com/docs/PLD_Research_Rent_Forecast.pdf