ロジスティクスCEVAロジスティクス(フランス)は28日、中国の無錫と米国シカゴを結ぶ航空貨物チャーター便を新たに開始すると発表した。週3回の運航で、産業機器や電子機器、越境EC商材など幅広い貨物に対応する。初便は同日、無錫からシカゴに向けて出発し、100トンを超える貨物を輸送した。
この新路線は、長江デルタ経済圏をカバーする内陸拠点・無錫空港と、米国内の物流ハブであるシカゴ空港近郊の施設を活用したもので、工業・テクノロジー・アパレル・ECなど多様な業界の需要に応える。シカゴ側では、面積6万5000平方メートルの倉庫に加え、冷蔵施設や自由貿易区、CFS(コンテナ貨物駅)、CCSF(認定貨物検査施設)などの設備を備え、通関や空港搬送を迅速に行う体制を整えている。
さらに、シカゴからロサンゼルス、ダラス、アトランタなど主要都市への配送は、同社のLTL(少量混載)地上輸送網を通じて毎週200便以上が稼働し、国内最終配送は24時間から48時間以内に完了可能となっている。また、東南アジアから無錫への複合輸送にも対応し、マルチモーダルなソリューションで広範囲な顧客ニーズに応じていく方針だ。
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