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マースク、LA空港近郊に輸出入用ゲートウェイ開設

2023年10月5日 (木)

(出所:APモラー・マースク)

国際APモラー・マースクは3日、ロサンゼルス国際空港(LAX)近くに新しい航空貨物輸出入ゲートウェイを開設したと発表した。施設は1万2000平方メートルの広さで、航空貨物を搭載するユニットロードデバイス(ULD)での輸送に対応する。マースクはここ1年以内にアトランタ、シカゴにも航空貨物ゲートウェイを開設しており、米国西海岸の貨物保管量を3倍に引き上げるというLAのゲートウェイと合わせ、同社の北米航空貨物輸送のさらなる成長を促進する。

施設はLAXから24キロ、ロングビーチ港からは14キロ以内の場所に位置。米国税関のコンテナフレートステーション(CFS)であるとともに、米国運輸安全保障局(TSA)の認定貨物検査施設(CCSF)であるため、航空貨物の迅速かつ安全な取り回しが可能となっている。2024年には自由貿易区域(FTZ)となることで、関税の軽減、手数料の削減、商品移動の障壁が撤廃されるなどさまざまな恩恵を受けられるようになる。

LAでの施設開設により、マースクは北米航空貨物輸送のキャパシティーを拡大させることで、サプライチェーン統合の推進、繁閑差に合わせた迅速な運用が可能となる。ロサンゼルス・ワールド・エアポート(LAWA)によれば、LAXは米国でトップ5の貨物取扱量を誇るとしている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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