行政・団体大阪市は3月31日、大阪港コンテナターミナル荷役機械脱炭素化促進事業補助金の申請を、4月25日から受け付けると発表した。同制度は、港湾で使用されるRTG(タイヤ式門型クレーン)やストラドルキャリアを水素燃料電池に換装可能な低炭素型へと改造する取り組みを対象に、費用の一部を補助するもので、カーボンニュートラルポート(CNP)の形成を後押しする。
対象となるのは、大阪港の外貿貨物ふ頭で使用される荷役機械で、従来型のディーゼルエンジンから水素燃料電池への換装が可能なハイブリッド型機器への改造またはリプレースを行う事業者。補助金は、対象経費の2分の1に相当する額または1基あたり5000万円のいずれか低い金額を上限に支給される。補助対象経費には消費税相当額は含まれず、ほかの補助制度からの支援額を差し引いた実費が算出基準となる。
申請は大阪港湾局計画整備部事業戦略課(住之江区南港北)で、土日祝を除く9時から17時30分まで書類を持参して受け付ける。受付は12月26日までで、申請から30日以内に交付可否が通知される。
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