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日本郵船とポラリスAI、船舶管理をAI効率化へ

2025年4月2日 (水)

サービス・商品Polaris.AI(ポラリス エーアイ、東京都文京区)は2日、日本郵船と連携し、船舶管理に関する膨大なドキュメントの検索と回答生成を支援するRAGアプリケーションの開発を進めていると発表した。10万ページを超える資料を対象とした業務効率化の一環で、生成AI技術を活用し検索性と実用性の向上を図る。

日本郵船は、同社内で開発環境を構築しながら、同社の技術支援を受け、回答精度を従来の60%から80%以上に高めた。特に、船舶に関する専門用語が多く含まれる完成図書の検索性向上が焦点で、UI/UX面でも検索速度の向上や船舶選択機能の追加、参照元の表示など、実運用を前提とした改善が図られた。

物流現場では、これまで書類からの情報検索に多大な時間を要していたが、今回のアプリケーション導入により、効率的な情報取得が可能となる。今後は文字以外の表やグラフを含む複雑な情報の読み取り精度も向上させることで、さらなる業務効率化と安全運航支援を図る。

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LOGISTICS TODAY編集部
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