サービス・商品ウェザーニューズ(千葉市美浜区)は3日、災害・緊急時に活用可能な小型無人機を含む運航安全管理技術の研究開発に参画すると発表した。国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)が推進する「K Program」に採択され、2025年度末までの実用化を目指す。
同社は、AI(人工知能)による気象リスク自動判定と最適経路提案を行う「AIリスクアラートシステム」、ドローンの動揺データを活用した風解析技術、そして都市部の風を高精度で予測する「低高度4次元高精細気象予測運用化技術」の開発を進める。例えば、2024年能登半島地震では厳しい気象状況のなかでの運航判断が難しかった事例もあり、同社はこれらの技術により安全性向上を目指す。
物流面では、開発された気象システムをAPI化し、JAXAなどが開発中の運航管理システムと連携させるほか、ドローンや航空事業者向けに専用ウェブサイトを通じた情報提供も行う。
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