
▲バイオ燃料供給を受けているMIDNIGHT DREAM(出所:商船三井)
環境・CSR商船三井は4日、資源メジャーのBHPグループと共同で、所有するケープサイズバルカー「MIDNIGHT DREAM」へのバイオ燃料の補油を3月に実施したと発表した。補油はシンガポールにて行われ、低硫黄燃料油(VLSFO)に24パーセントのバイオ燃料を混合したB24を1000トン使用した。
使用されたバイオ燃料は、廃食油などのバイオマスを原料とするもので、既存のディーゼルエンジンを改造せずに利用可能な点が特長だ。今回の取り組みにより、CO2排出量を750トン削減できると見込まれており、海上輸送の環境負荷低減を目指す商船三井の経営計画「BLUE ACTION 2035」の一環として実施された。
同社は、環境戦略を含むサステナビリティ課題への対応を推進しており、本件は「海洋・地球環境の保全」に資する取り組みと位置付けられている。対象船「MIDNIGHT DREAM」は全長292メートル、全幅45メートル、積貨重量18万517トンの大型バルカーで、長距離大量輸送を担う重要な船舶だ。
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