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UPS、プリファードLCLにメキシコ向けを追加

2013年10月10日 (木)

ロジスティクス米国UPSは10日、スピーディーな海上輸送サービス「UPSプリファードLCL」を拡大すると発表した。

アジアからメキシコのモンテレー、メキシコシティ、グアダラハラの3都市向けを新たに追加するもので、発地国は日本、中国、香港、台湾、韓国、タイ、マレーシア、シンガポール、スリランカ、フィリピン、インドネシア、ベトナムの12か国。

アジアからメキシコへの海上輸送は成長を続け、2016年まで年12.1%の伸びが見込まれていることから、新サービスのレーン拡大により、顧客の需要に対応するとともに、競争力の強化につなげる。

UPSプリファードLCLは2010年に日本で導入され、その後11年にはアジア10か国に拡大。今回、アジア発メキシコ向けを開始することで、発地港によってはポート・ツー・ドアで最大20%の輸送時間短縮が可能になる。

航空貨物用のUPS北米陸上ネットワークと「UPSクロスボーダーコネクト」サービスの活用で実現したもので、LCLサービスとUPSの通関機能、クロスボーダーコネクトを組み合わせることにより、国境規制、検査、多量の提出書類などに関連した通関遅延のリスクを低減する。

今回の拡充でアジアの27港、西欧7港から、米国、カナダ、メキシコ(3都市)を結び、アジア発・北米向けのスピーディーなLCLサービスでは最も多くの発地港・仕向港に対応することとなる。