
▲新型スエズマックスタンカー「AESOP(イソップ)」(出所:JMU)
荷主ジャパン マリンユナイテッド(JMU、横浜市西区)は4日、三重県の津事業所において、AMBROISIE SHIPPING向けに建造していた新型スエズマックスタンカー「AESOP(イソップ)」を引き渡したと発表した。同船は、燃費性能と環境負荷軽減を両立させた次世代型の1番船となる。
全長274メートル、総トン数8万3175トン、載貨重量15万8954トンのイソップは、航海速力14.5ノットを誇り、最新の解析技術を活用した最適船型の採用に加え、同社独自の省エネ装置「Super Stream Duct」「SURF-BULB」「ALV-Fin」を搭載することで、従来船に比べて推進性能と燃費効率を大幅に向上させた。
また、波浪中の抵抗軽減を狙った船首構造「Ax-Bow」や、低風圧居住区の設計により実海域性能も高めている。環境規制への対応としては、NOx TierIII排出規制適合、SOxスクラバーやバラスト水処理装置の装備に加え、有害物質一覧表の保持も行っている。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com