
▲スエズマックスタンカー MERCURY MOON(出所:ジャパンマリンユナイテッド)
荷主ジャパンマリンユナイテッド(JMU、横浜市西区)は11日、三重県津市の津事業所で建造していたスエズマックスタンカー「MERCURY MOON」をALLERTON CROSS MARINEに引き渡したと発表した。
本船は従来船から燃費を向上させた新開発船で、EEDI Phase3やNOx TierIIIへの適合に加え、SOxスクラバーを搭載するなど環境対応仕様を備える。主要寸法は全長274.30メートル、幅48メートル、深さ23.15メートルで、総トン数は8万3500、載貨重量は15万8258トン、航海速力は14.5ノット。
推進効率を追求した船型に加え、独自の省エネデバイス「Super Stream Duct」「SURF-BULB」「ALV-Fin」や高効率プロペラを採用し、燃費削減を実現。さらに「Ax-Bow」による船首抵抗低減や低風圧居住区の採用で実海域性能を高めた。
電子制御エンジンやバラスト水処理装置、IMO PSPC規則準拠の防食性能強化塗装も備え、国際的な環境規制に対応している。
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