認証・表彰近鉄エクスプレス(東京都港区)は7日、同社のインドネシア法人、Kintetsu World Express Indonesia(KWEインドネシア)とKintetsu Logistics Indonesia(KWEロジスティクスインドネシア)が昨年12月、国家機関BPJPHから倉庫・輸送サービスに関するハラル認証を取得したと発表した。
現在、世界には300以上のハラル認証機関があるとされ、認証機関や団体によって認証基準は異なる。中でもインドネシアのBPJPHによる認証は、マレーシアのJAKIM認証と並び、審査や監査は非常に厳格で基準も高い。
このため、世界的に通用する有効な認証として認められ、日本を含む約60の各国認証機関と相互認証されている。同認証を取得した製品は、各国で個別の認証を改めて取得することなく流通させることができる。
世界の人口の4人に1人はイスラム教徒とされており、近年、食品を中心としたハラル市場は急速に拡大している。これにともない、物流面でも「清潔・安全・健康・高品質」の概念を満たすハラル製品専用の保管態勢や組織、教育体制が求められるようになり、コンテナの厳格な管理やライセンスを持つトラック輸送会社に対するニーズも高まっている。
同社ではグループ内で連携してグローバルなハラル物流の展開を図り、ビジネスの拡大につなげていくとしている。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com