
▲SAF製造装置(出所:日揮ホールディングス)
ロジスティクス日揮ホールディングス(HD)は8日、グループ企業のSAFFAIRE SKY ENERGYが製造する持続可能な航空燃料(SAF)を、2025年度からデルタ航空とフィンエアーに供給すると発表した。供給は共同事業者のコスモ石油およびコスモ石油マーケティングを通じて行う。いずれもSAFの本格供給契約をことし3月末に締結している。
供給するSAFは廃食用油を原料としたもので、国内で初めて大規模生産される国産SAFとしてISCC CORSIA認証とISCC EU認証を取得済み。コスモ石油堺製油所構内に完成した製造設備で年間3万キロリットルを生産し、フィンエアーやデルタ航空に加え、日本航空、全日本空輸、DHLエクスプレスへの供給も予定されている。これにより、国内完結型のSAF供給体制が国際基準に適合する。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com