サービス・商品省スペースで設置可能な自動倉庫などを展開するROMS(ロムス、東京都品川区)は、4月9-11日にインテックス大阪(大阪市住之江区)で開催されている「第6回 関西物流展」に出展、「梱包アシストAI」を初公開した。

▲第6回 関西物流展のROMSブース
同サービスは、AI(人工知能)技術を活用し、最適な梱包資材のサイズや梱包手順を作業者に提示することで、これまで作業者の経験や勘に頼っていた資材選定の工程を自動化し、誰でも即座に適切なサイズを選定し、スムーズに作業を進めることを可能とする。事前のサイズ情報などのマスター登録も不要で、注文情報からAIが自動で商品サイズを検索して適切な梱包資材を選択するため、事前準備の負荷なく、過剰な配送コストなどの削減にもつながる。
同社は自動倉庫「ナノ・ソーター」などの提供を通じて、保管やピッキング、仕分け工程の効率化を進めてきたが、今回のソリューションは、さらに梱包工程の効率化を促し、効率化の領域を広げる。さらに、梱包資材選択の精度を上げることで、積み込み容量に合わせた計画的な配車指示など、庫内から運送の領域まで、サプライチェーンの全体最適へと広がることも期待される。
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