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シーネット、搬送型AMRを初公開

2025年4月9日 (水)

▲シーネットの関西物流展のブース

サービス・商品シーネット(千葉県美浜市)は4月9-11日にインテックス大阪(大阪市住之江区)で開催されている「第6回 関西物流展」に出展、「搬送型AMR」を初公開している。

同社が独自にソフトウエアを開発した搬送型AMR(自律走行搬送ロボット)は、ピッキングエリアにAMRを呼び出し、梱包エリアへの搬送をAMRに任せるシステム。現状の倉庫運用を大きく変えることなく、あえて限られた工程での自動化に絞り込むことで、自動化機器導入のきっかけ作りを目指すもの。同社担当者は「まずはAMRにさわってもらうこと」を重視し、ブース内でのデモ稼働を披露した。

▲デモ稼働する搬送型AMR

また、同社は展示会に合わせてAI(人工知能)自動配車システムのライナロジクス(千葉県市川市)、動態管理システムの都築電気(東京都港区)との協業を発表したばかりであり、ブースでもその取り組みを大きく打ち出している。高いシェアを誇る同社の倉庫管理システム(WMS)「ci.Himalayas」(シーアイヒマラヤ)と、自動配送、車両動態管理との連携によって、サプライチェーン最終過程の効率化を実現する取り組み。WMS市場のけん引企業として、CLO(物流統括管理者)物流体制を見据えた倉庫内から領域を広げた効率化を本格化する構えである。業界にとっての最終目標でもあるフィジカル・インターネットへの道のりは、まだ3合目とも分析し、こうした企業連携で領域を広げた効率化の実績を一つ一つ積み重ねていくことを目指す。

WMS・配車・動態を一貫連携、シーネットなど3社協業

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LOGISTICS TODAY編集部
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