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メディセオ、首都圏-北海道間で鉄道輸送スタート

2025年4月9日 (水)

ロジスティクス医薬品卸のメディパルホールディングスは9日、グループ会社のメディセオが首都圏-北海道間で鉄道輸送を開始したと同時に、同区間の輸送に「31フィートコンテナ」を投入した、と発表した。一般的に使用される12フィートタイプの鉄道コンテナよりも一度に多くの荷物を搭載できる大型コンテナを活用することで、大量一括輸送を実現し、ドライバー不足の解消やCO2など環境負荷の軽減を図る。

▲31フィートコンテナ(出所:メディパルホールディングス)

メディセオは2021年、日本石油輸送、日本貨物鉄道(JR貨物)、日本フレートライナーと連携した4社共同プロジェクトを発足。従来の大型トラックを活用した幹線輸送を、鉄道利用の輸送に切り替えるモーダルシフトの取り組みをスタートした結果、首都圏-東北間と首都圏-関西間で従来に比べ75%、年間換算で246トンのCO2の削減に成功した。新たに首都圏-北海道間の鉄道利用を開始することで、削減効果の上積みを目指す。

今回の取り組みは、流通業務の効率化を図る事業として国土交通省の「物流総合効率化法」に基づく総合効率化計画に認定されており、「モーダルシフト加速化緊急対策事業」に採択された。

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LOGISTICS TODAY編集部
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