調査・データ日本貨物鉄道(JR貨物)は14日、同社のホームページのコンテンツ「お客さまの声」を更新、三菱倉庫による、31フィートコンテナ導入でグローバル企業の環境対策に貢献した事例を紹介している。
三菱倉庫の鉄道貨物はこれまで12フィートコンテナが主だったが、海外の顧客やその日本法人などが、それぞれの環境基準に合わせた輸送方法の見直しを進めていることで、サステナブルで環境負荷の小さい輸送手段として鉄道輸送の拡大需要も増加。三菱倉庫もそのニーズに対応し、2024年9月から31フィートコンテナ3台を運用している。

(出所:日本貨物鉄道)
東京-大阪間の、特に輸入種類の往復輸送では、東京・大阪港が輸入製品の陸揚げの中心で、貨物駅との接続の利便性も高いことから、トラック輸送から31フィートコンテナによる輸送に固定し、臨時便をトラックで補う体制に切り替えた。JR貨物など関係者と「東京-大阪間モーダルシフト推進協議会」を設けたこの取り組みは、24年度モーダルシフト等推進事業に認定され、CO2排出量70%以上の削減を見込む。今後も、東京-福岡、仙台-大阪など導入ルートの拡大を検討しているという。
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