ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

シリウステクノ、中国でAMR生産拠点着工

2025年4月15日 (火)

拠点・施設シリウステクノロジー(東京都中央区)は14日、3日に自律走行搬送ロボット(AMR)の年間5万台生産を目指す新たな研究開発生産拠点を、中国・銅陵市で着工したと発表した。総面積6700平方メートルの施設では、300人を超える雇用を見込み、完成後は工場内物流の自動化・スマート化に向けた最新技術が導入されるとしている。

(出所:シリウステクノロジー)

同拠点では、原材料の入庫から倉庫準備、ラインサイド配合、完成品輸送、完成品出庫に至るまでの物流工程をAMRで一貫管理する。同社は、インテリジェントロボット組み立てセンターやテストセンターも設置し、生産性と品質の両立を図るとともに、スマートロジスティクス分野での先進モデルの構築を目指す。

同社は今後、パソコン大手リアンバオテクノロジー(同)と連携し、スマート製造・物流ソリューションの共同開発を推進する。さらに独自の計画資材管理(PMC)システムとAMRによる自動搬送を組み合わせ、在庫最適化と生産効率の向上を図る。30-40人の人員を要していた従来の生産ラインを無人化することで、運用コストを30%削減するなど、物流分野の高度化と効率化に寄与する。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com