調査・データ世界各地で自律走行ロボットによる配送サービスを展開するスターシップテクノロジーズ(アメリカ)は17日、配送回数800万台を突破したと発表した。2014年に設立された同社は現在、6か国150以上の拠点で2000台を超えるロボットを稼働させている。
スカイプの共同創業者らが立ち上げた同社は、主に大学キャンパスや食品配送、小売店向けにサービスを提供。完全電気式の自律走行ロボットは、1日あたり12万5000回の道路横断を行っている計算になる。
業界他社と比較すると、ドローン配送のZiplineが145万件、自動運転車のWaymoが500万回と発表しており、スターシップは自律配送分野で最大規模の実績を持つ。
専門家によれば、配送ロボット市場は2032年までに年平均64%で成長し、世界で470万台が稼働する見込みだ。環境面でも、これまでに欧州で500トン以上のCO2排出削減に貢献したとされている。
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