調査・データUnivearth(ユニバース、大阪市北区)は17日、物流・トラック輸送業界の脱炭素化に向けた具体策を解説するホワイトペーパーを公開したと発表した。物流DX(デジタルトランスフォーメーション)プラットフォーム「LIFTI」の活用を通じて、空車率削減や積載効率向上によるCO2排出量削減を目指す内容となっており、荷主企業や物流事業者に対する支援策を提示している。
同資料では、物流分野が国内CO2排出量の2割を占める実情や、燃料費高騰・ドライバー不足・規制強化といった課題を整理。EV(電気自動車)やFCV(燃料電池自動車)といった新技術の導入に伴うコストやインフラ整備の困難さにも触れている。LIFTIを用いた業務の可視化・配車の効率化が、企業価値の向上やサプライチェーン全体の持続可能性強化につながるとし、脱炭素経営の第一歩として導入を呼びかけている。
また、荷主企業が委託先の環境対応状況を把握しやすくなる機能や、運送会社における受発注業務のデジタル化による負担軽減も紹介されている。資料は同社公式サイトより無料でダウンロードできる。
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